MSCエビス南 Part2
さて、路面はドライのままで一人3本勝負の予選がスタートです。
秘密のチューニングをして、練習走行1本は良いフィーリングでした。
この、1人3本。っていう予選方法。
MSCでは、毎回この方法で予選を行うそうなのですが、ルーレットと違って
なぜか力が入るものなんですよね・・・。
緊張は不思議としなかったのですが・・・
1本目は、無難に・・・と思ったら、なんだかいつも通りに小回りしてしまい、
えらく小さい急Rのエビス南サーキットとなってしまいました。
パワー感がない?というか、回転を落とし過ぎて2~3コーナーで
ブーストが立ち上がらない回転数のまま、ドリフトが止まってしまいました。
2本目は、下りが上手く行き過ぎて、壁際のスピードが今までのスピート+10㌔?位出て
ビックリするくらい1コーナーが早くやってきてました。
本気ブレーキから、立ち上がりのアクセルを踏む時に
アクセルと、ブレーキを右足で一緒に踏んでしまうというパニックを起こし
フロント加重になり過ぎてスピン
あぁ~。残すはあと1本かぁ~。
山崎さん、壁際で見ているんだろうな~。
緊張していないようで、緊張しているのかなぁ~?
デッキに入っていたドリカムのCDをONにして、一緒に歌って、リラックス?
下りが速いと、1コーナーでビビるから、少し大振り気味で行こう!
と、一応1本成功する為の作戦を立てて・・・3本目
結構落ち着いて走れました。というか、今日1番の走りが出来ました。
私、本番に強いというか、運が良いと言うのか?
たまに自分の力の150%の走りが出ちゃうことがあるんです。
しかも、そういう時ってだいたい大会で1回限り。
そして、期待をさせておいて、ソレっきり。
その1本を人は見て「岡崎さん、カッコ良いじゃないですか!」
とその人の記憶に焼きつく。
そして、違うタイミングで、いつも通りのヘッポコ走りを見て
「どうしたんですか?今日は調子が悪いですね?車の調子が悪いんですか?」と。
いえいえ、これがいつもの私なんです!
車はいつも絶好調です!
アナウンスは走っている本人は聞こえません。
山崎さんや、仲間内の中でもまぁ、微妙な感じです。
走った私、張本人からしても、決められたのはギリギリ1本なので、
結果は気にしていません。
しかも、予選が終わった頃から、なにやら黒い怪しい雲が広がってきました。
絶対、雨が来る!という匂いがしました。
エキスパートの決勝の時には確実に来るな・・・
可愛そうに
そんなこんなで、全ての予選が終了し、結果発表がありました。
まったく期待をしていない私の番号が呼ばれて、驚きと喜びもつかの間
一気に不安のどん底に落とされました。
雨が来る・・・絶対来る・・・。なんとか持ってくれ・・・。
12人はくじ引きで対戦相手が決定します。
雨が来るだろう決勝に、私と当たるラッキーな人は誰だろう?
ハッキリ言って、戦意は0です。
この乗れている男、松井君を相手に
何もする事はありません。
私は、無事に今日帰りたいんです。
山崎さん、すみません!
頑張れません・・・。
しかも、最終組と来た。
ポツポツと振り出した雨は、次第に雨粒を大きくし、
大波乱を予感させました。
そんな緊張を解くべく、準備体操を兼ねて、遊びました。
ピットロードに訳も無くぶら下がって、何歩動けるか?
こんな無意味な事に一生懸命のサル・おにょ・ジュニア・松井
しまいにゃ、手の皮剥けたバカップル2人。
緊張が一瞬なくなりました。
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